
いよいよ始まる部活動の地域移行
私たちはどんな未来を目指すのか?

2023年度から休日の部活動の段階的な地域移行がスタートします。
スポーツ庁のガイドラインにある通り、地域移行で目指す姿は、少子化の中でも、将来にわたり我が国の子供たちがスポーツに継続して親しむことができる機会を確保することにあります。このことは、学校の働き方改革を推進し、学校教育の質の向上にもつながると考えられます。
しかしながら、現在の部活動をそのままの形で地域に移行した場合、「先生の負担が軽減されても、生徒の負担が増加する」「受け皿が無く、結果スポーツ環境が消滅するか、指導を望まない教員や保護者が担わざるを得なくなる」というバッドシナリオも想定されます。
イマチャレでは、地域移行の開始が直前に迫ったいまだからこそ、地域移行は部活動改革を実現するための1つの「手段」としてとらえ、各地域がどんな未来を実現したいのか、そのために何が必要なのかを改めて考え、議論していくことが重要であると考えております。
そこで、行政・自治体・スポーツ協会・企業・大学など様々な関係者が集い、未来に向けたディスカッション・発表を行う「イマチャレコンベンション2023SPRING」の開催を決定しました。
オンラインでの配信にはなりますが、教育委員会・学校・生徒・保護者・地域スポーツ関係者の皆様も共に考える機会にできればと考えておりますので、ぜひご参加ください。

概要
日程:3月27日 (月) 13:30-15:30
オンライン開催
※録画のアーカイブ動画も後日配信予定です。
対象:
・小学校・中学校・高校・大学の先生方及び教育委員会
・部活動改革に関わられている外部指導員や地域スポーツ団体の方
・その他、学校スポーツに関心のある方
参加費:無料
イマチャレ製作委員会
(筑波大学アスレチックデパートメント、読売新聞、EDUSHIP)
主催
後援
スポーツ庁、経済産業省

※登壇者やプログラムは変更の可能性がございます。
※細かなタイムテーブルは後日公開いたします。

<総合司会>
稲垣和希
筑波大学アスレチックデパートメント・スポーツリサーチイノベーター
ICTによる部活動改革の可能性
<モデレーター>
代田昭久
イマチャレ製作委員会
部活動改革を実践する連絡協議会・代表
_edited.jpg)
_edited.jpg)
民間企業を経て、2008年に東京都杉並区立和田中学校校長、2013年佐賀県武雄市教育監、2014年より武雄市立武内小学校校長・教育監を経て、2016~2021年に長野県飯田市の教育長を務めた。
%20(1)_edited.jpg)
■ディスカッションの内容
①これからの時代の子どもたちに必要なスポーツ・教育環境とは?
②部活動の地域移行を通じて、実現すべきこととは?
など。
オープニングセッション
「部活動の地域移行とイマチャレ」
イマチャレ「チャレンジシティ紹介」
静岡県静岡市教育委員会
高知県黒潮町教育委員会
メインセッション
「これからの学校スポーツと地域スポーツ 」


室伏広治
スポーツ庁・長官
三屋裕子
日本バスケットボール協会・会長
永田恭介
筑波大学・学長
ソフトバンク株式会社

経済産業省「未来のブカツ」が目指すもの
~2022年度実証の成果より~
%20(2).jpg)
吉倉秀和
経済産業省サービス政策課スポーツ産業室・室長
経済産業省が発表した「未来のブカツ」ビジョン
https://www.meti.go.jp/press/2022/09/20220928001/20220928001.html

佐藤壮二郎
イマチャレ編集委員長
エデュシップ株式会社・代表取締役社長

79年に全日本女子バレーボールチーム入りし、84年にロサンゼルスオリンピックに出場。銅メダルに輝く。引退後、教員として高校、大学の教壇に立ち、92年に筑波大大学院に進学して体育学研究科を修了。経営者としての一面も持ち、2004年には日本スポーツ界初の上場企業社長に。現在も上場企業3社の野外役員を務める。98年日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)理事、2007年日本バレーボール協会理事などに就任。15年には日本バスケットボール協会副会長に就任し、翌年、同協会の会長に。
1974年静岡県生まれ。千葉県成田高校に入学してから本格的にハンマー投げを始め、その後中京大学に進学。97年にミズノ入社。自己最高記録は2003年、プラハ国際で出した84m86。04年のアテネでは金メダルを獲得し同年紫綬褒章受賞。07年に博士号を取得し、中京大学准教授として教鞭を振るう。東京オリ・パラの競技大会組織委員会のスポーツディレクターとして活動
1981年東京大学大学院薬学研究科博士課程修了、薬学博士。 アルバート・アインシュタイン医科大学博士研究員、 スローンケタリング記念癌センター研究員、 国立遺伝学研究所助手、 東京工業大学生命理工学部助教授、 筑波大学基礎医学系教授、学長特別補佐、医学医療系教授を歴任し、 2013年4月から現職。 専門分野は分子生物学。
(学外委員等) 文部科学省中央教育審議会副会長・大学分科会長、 大学基準協会 会長、 国立大学協会 会長、 外務省科学技術外交推進会議委員、 文部科学省科学技術・学術審議会専門委員等
1983年生まれ、大阪府出身。早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修了。専門はスポーツ産業論、スポーツ経営戦略。びわこ成蹊スポーツ大学講師、大阪成蹊大学スポーツイノベーション研究所研究員を経て、現職。